『アルツハイマー型認知症』について知っておくべき症状を解説

『アルツハイマー型認知症』について知っておくべき症状を解説
  • アルツハイマー型認知症って?
  •  アルツハイマー型認知症は予防できるの?
  • なんだか最近忘れっぽく心配
“Mei”
こんばんは美活マニアのMeiです。
今回は『アルツハイマー型認知症』について知っておくべき症状を解説

この記事を読み終えることで

アルツハイマー型認知症の症状について
また予防するには何が有効なのかわかるようになります。

前回は、美活や睡眠に関係が深い脳波。γ(ガンマ)波の今後の可能性や、アルツハイマーとの関係お話し。

まだ読んでない方はこちらからどうぞ。

日本一簡単なγ(ガンマ)波と睡眠のお話し⑵【アルツハイマー編】

今回は、アルツハイマー型認知症について知っておくべき症状を解説してます。

前半は
『アルツハイマー型認知症』に知っておくべき基礎知識をわかりやすく解説

後半は
アルツハイマー型認知症の予防のメリット をわかりやすくご紹介していきます。

実はこの記事を書いている私も家族が物忘れが多くなったりして心配でアルツハイマー型認知症について調べ始めました。色々な書籍を読み込んだ結果、最近ではやっと知識が定着してきました。

本記事では、「アルツハイマー型認知症は雰囲気で分かっているけど、細かい所は専門用語が多くて分からない」って方向けに、認知症の症状を分かりやすく解説します。

『アルツハイマー型認知症』に知っておくべき基礎知識をわかりやすく解説 

『アルツハイマー型認知症』について知っておくべき症状を解説 
老人の手

アルツハイマー病の特徴は、進行性の認知症であり、現在遺伝子レベルでの研究が進められているものの、治療法がまだ分かっていないという点です。

アルツハイマー型認知症は、脳が少しずつ萎縮していき、認知機能が低下していく病気です。脳の萎縮によって頭蓋骨の間にすき間ができたり、「アミロイド斑(老人斑)」と呼ばれる病変が見られたりします。

人により症状の出かたの差は大きいですが、記憶だけでなく判断機能や身体機能も低下していきこんな症状からはじまります。

アルツハイマー病の10個の症状

『アルツハイマー型認知症』について知っておくべき症状を解説 

日常生活を混乱させる記憶喪失は、アルツハイマー病または他の認知症の症状である可能性があります。アルツハイマー病は、記憶力、思考力、推論能力のゆっくりとした低下を引き起こす脳疾患です。10個の警告サインと症状があります。それらのいずれかに気付いた場合、それらを無視しないでください。医師との面談を予約してください。

アメリカのアルツハイマー病協会
  1. 日常生活を混乱させる記憶喪失
    物忘れ、同じ質問を何度もする、親しい人の名前を忘れる、約束を忘れる
  2. 問題の計画または解決における課題
    料理の手順がわからなくなる金銭の管理ができない
  3. なじみのあるタスクを完了するのが難しい 
    馴染みの場所の運転やゲームのルールがわからなくなる
  4. 時間や場所や人物の認識ができない
    日付、季節、時間の経過を把握できなくなる
  5. 視覚画像と空間的関係の理解に問題がある
    距離の判断や色やコントラストがわからなくなる
  6. 話したり書いたりする際の言葉の新しい問題
    計算や言葉の能力の低下
  7. 物を置き忘れて、ステップをリトレースする能力を失う
    物盗られ妄想
  8. 判断力の低下または不十分
    間違った判断を繰り返す、身だしなみや清潔を保つことが出来ない
  9. 仕事または社会活動からの脱退
    無関心
  10. 気分と性格の変化
    疑い深くなる、うつ、人格が変化する

心当たりがあったら早めに医師との面談を予約してください。

家族の方へのポイント 同じことを言われても、穏やかな気持ちで、初めてのつもりで話を合わせる。今まで以上に優しく対応してあげてください。「できないこと」を責めず、「できること」に注目して引き出して自尊心が保てるように接してあげてください。

同じアルツハイマー型認知症でも、すべての人に同じ対応が有効とは限りません。

アルツハイマー型認知症の予防のメリット

『アルツハイマー型認知症』について知っておくべき症状を解説 

近年の多くの研究から、軽度認知障害(MCI)のような早い段階なら予防や改善が可能だと考えられるように。効果的とされているのが、食事と香りと運動と睡眠です。アルツハイマー病が心配という方は、試してみて。

アルツハイマー病では、β(ベータ)アミロイドやタウと呼ばれるタンパク質が脳に蓄積したり、過剰なリン酸化を起こしたりすることで、海馬の委縮や神経伝達組織の機能低下が起こると考えられています。最近の内外の研究から、脳内で起こるこうした負の現象の改善に有効であることが分かってきました。

脳が刺激を受け、症状の進行が緩やかになることも

メリット①アルツハイマーを予防が期待できる食事

  • 亜麻仁油・エゴマ油
  • ナッツ
  • 柑橘系のフルーツ(シークワーサーやマーマレードジャム)
  • 香辛料

魚やアマニ(アマという植物の種子)、えごまに多く含まれる油やナッツ類、柑橘類、カレーに含まれる香辛料を使った料理をしてみるのも効果的と言われています。

シークワーサーやマーマレードジャムには認知症に有効なノビレチンが多く含まれています。

アルツハイマー型認知症の予防【食事編】わかりやすく解説

メリット②アルツハイマーを予防が期待できる香り

  • レモンとローズマリー・カンファー(朝)
  • ラベンダーとスイートオレンジ(夜)
レモン
不安や混乱を取り除き、リフレッシュさせ、明るい気持ちにさせてくれる
ローズマリー・カンファー
集中力と記憶力を高める
ラベンダー
心を落ち着かせる沈静、沈痛作用があり、安眠効果も
オレンジ・スイート
落ち込みや無気力、不安感、不眠にも効果的

認知症予防に「アロマテラピー」は効果あり〜アルツハイマー編〜

メリット③アルツハイマーを予防が期待できる運動

  • ウォーキング
  • 軽いジョギンング
  • サイクリング

30分程度の運動を週3~4回程度の有酸素運動。慣れてきたら毎日が理想です。

認知症の予防が期待できる運動【アルツハイマー編】

メリット④アルツハイマーを予防が期待できる香辛料

  • ターメリック約3g(約小さじ一杯分)

カレー粉に入っているターメリックの有効成分であるクルクミンが脳内の炎症を抑える働きをするために、アルツハイマー病やうつ病の予防になると考えられている。

市販のカレー粉にはターメリックがブレンドされていますが、さらにターメリックの粉を小さじ1杯程度足してもいいかもしれませんね。

まとめ

アルツハイマー型認知症は、1度発症してしまうと完治は難しい病気と言われています。進行を遅らせるような対策を取り入れることが予防になります。

上の10個の症状が少し当てはまる方は、病院を受診して薬を服用して下さい。それ以外にも

  • 生活面でも食事のバランスや睡眠など、生活習慣を見直しも必要
  • 人との接触を増やす
  • 適度な運動をする(有酸素運動)
  • 魚・亜麻仁油・エゴマ油・ナッツ・フルーツ・香辛料を意識して摂る
  • アロマオイルを有効活用

こんな事を取り入れたりすると脳が刺激を受け、症状の進行が緩やかになることもあります。

アルツハイマー型認知症に限らず、認知症は若い方もなることがありますし、自分も将来的になる可能性があります。普段から意識して毎日の生活を見直すきっかけになったら嬉しいです。

『アルツハイマー型認知症』について知っておくべき症状を解説 

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