日本一簡単なγ(ガンマ)波と睡眠のお話し⑴【瞑想編】

日本一簡単なγ(ガンマ)波と睡眠のお話し⑴【瞑想編】
  • γ(ガンマ)波って何?
  • 勉強や暗記にも関係あるの?
  • 瞑想とγ(ガンマ)波ってどんな関係?
“Mei”

こんばんは美活マニアのMeiです。

今回は脳波

脳波シリーズ⑴まずはガンマ波から

この記事を読み終えることで

美活や睡眠にも関係が深い脳波、今回はγ(ガンマ)波について。どんな時に出るのか、今後の可能性など必要な知識が身につきます。

前回は、睡眠前の脳波や、5種類の脳波をざっと一行で簡単に説明するお話し。

まだ読んでない方はこちらからどうぞ。

日本一簡単な脳波のお話し【睡眠のコツ前編】

今回は、脳波の中でもγ(ガンマ)波。
γ(ガンマ)波の秘められた力【学習と記憶・チベット仏教僧の瞑想】です。

前半は、ガンマ波がどんな状態の時に出るか。

後半は、ガンマ波の今後の活躍の場や可能性を、わかりやすくご紹介していきます。

睡眠の質に触れる前に、1つ知っておきたいのが脳波です。しかも睡眠にも、美活にも、健康にも必要なお話。

ゆっくり眠るために、キレイになるために、睡眠の前はリラックスすることが重要ですよね。美活にも、健康にも、しっかりと深い睡眠が必要です。

ただ眠りのメカニズムや、質の良い睡眠のために、まずはカンタンに脳波についてさらっと抑えておきましょう。美活や睡眠に必須の知識です。

今日はγ(ガンマ)波です。シンプルにわかりやすく『日本一カンタンなγ(ガンマ)波と睡眠のお話し』にしたいと思います。それでは行ってみましょう。

もくじ

1.日本一カンタンなγ(ガンマ)波と睡眠のお話し

2.γ(ガンマ)波の秘められた可能性

3.γ(ガンマ)波と瞑想

4.記憶や瞑想とγ(ガンマ)波のまとめ



日本一カンタンなγ(ガンマ)波と睡眠のお話し

日本一カンタンなγ(ガンマ)波と睡眠のお話し

それではまずはγ(ガンマ)波です。

γ波(ガンマ波)は40Hzから70Hzの状態で、人が非常に集中している時の脳波です。

例えば、指揮者がオーケストラを指揮している時や、意外にも僧侶の瞑想時にも見られることが、最近の研究で明らかになってます。また、アルツハイマー型認知症の、今後の鍵になり得る可能性もあるのが、γ(ガンマ)波なんです。

さらに、このγ(ガンマ)波とθ波(シータ波)が、同時に出ている状態は、とても冴えている状態で、学習に最適な状態です。

γ(ガンマ)波の秘められた可能性

  • 瞑想の時に、多くのγ(ガンマ)波が確認できた。
  • γ(ガンマ)波とアルツハイマー型認知症の研究が、盛んに行われている。
  • γ(ガンマ)波は、高レベルの情報処理・認知処理能力に適している。(学習・記憶・新しい情報の収集にも適している。) 

θ波とγ波が脳波として出ている状態というのは「脳が柔らかい状態」と言え・・・

この量が高まると記憶力も高まり、これが低くなると集中力や記憶力が低下することが分かっています。

かしこい生き方のススメ 池谷裕二

〜池谷裕二氏〜

日本の脳研究者、薬剤師。東京大学・大学院薬学系研究科・教授。

学習や暗記にも、コツを上手に取り入れたいですね。本はこちらから↓

チベット仏教層の瞑想とγ(ガンマ)波

チベット仏教層の瞑想とγ(ガンマ)波

ヨガや瞑想の達人は、深い瞑想時に、レム睡眠のときに出る脳波θ(シータ)波が、現れると言われているが、意外にもγ(ガンマ)波が確認された。

アメリカ・ウィスコンシン大学の実験室において、細胞遺伝学者であり、作家であり、チベット仏教僧でもあるマチウ・リカール氏の瞑想時の脳波を測定した際に、γ(ガンマ)波のメーターが振り切れた話しは有名です。

また、一緒に測定した瞑想の初心者でさえ、瞑想中の脳波に、一般人とは明確な違いが見られた。

さらにこの実験により、瞑想時に左側の前頭前野の活動が活発になっているのがわかった。

前頭前野の驚くべき力

  1. 考える
  2. 記憶や学習
  3. 発想やひらめき、アイデアの創造
  4. 学んだ知識や技の応用
  5. 状況の変化に応じた判断
  6. 感情のコントール

瞑想により前頭前野が活性化し、学習能力、集中力、記憶力、注意力が増す。

瞑想時は美活にも、人生にもプラスになります。また多くの著名人や経営者の方も、日々のワークに取り入れています。上手に取り入れたいですね。

瞑想については、別の回に改めてお話ししますね。→

測定した機器は、fMRI。脳活動を画像化し計測でき、高性能化が進み、今では幅広い分野の研究や実験に使われるようになっている。

アメリカ・ウィスコンシン大学の実験室ではこのfMRIを使って、瞑想中の仏教僧の脳活動を測定している。・・・

結果は驚くべきものであった。・・・

1日20分間の瞑想をはじめてまだ3週間の者であっても、一般人との脳機能の違いが一目瞭然であった。

そして瞑想中のリカール氏の脳のガンマ波は、なんとメーターを振り切って計測不能になるほどのレベルで発生していたのだった。

さらに詳しくモニターすると、左側の前頭前野の活動が活発であることがわかった。

「瞑想がもたらす7つの効能が超ヤバイ」TOCANAより 

記憶や瞑想とγ(ガンマ)波のまとめ

今回は、γ(ガンマ)波の秘められた可能性についてのお話でした。

学習や記憶にうってつけのγ(ガンマ)波。θ波との相乗効果で、さらに、学習するのに適した状態になることが、池谷裕二氏の著書からも理解できたと思います。

また、瞑想においても、γ(ガンマ)波が関係していることが、チベットの仏教僧の実験からも伺えます。瞑想において、θ(シータ)波だけでなく、γ(ガンマ)波のメーターが振り切れるエピソードは、大変興味深いですね。

また、前頭前野の活性化についても、改めて別の回にお話ししますね。→

さて、次回はγ(ガンマ)波の後編です。『γ(ガンマ)波の秘められた力とアルツハイマーの関係』についてです。こちらもわかりやすく説明していきます。

今回触れられなかったアルツハイマー病については、後編で取り上げていきますね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたの笑顔が輝くようにこれからも情報を発信していきますね。

学習や暗記にもコツを上手に取り入れたいですね。

今回ご紹介した本はこちらから↓

次の記事はこちらから

日本一簡単なγ(ガンマ)波と睡眠のお話し⑵【アルツハイマー編】